NARUTO
闇を照らす月
スレシカスレナル。まだ知り合ってませんが、いずれそうなる予定。原作方向で進む予定ですが、どこまでするかは決まってません。話の道筋すら次のめども立っていない有様です。途中で終わる可能性大、な予感大ですが、がんばって完結したいと思います。
序章
第1章 思惑 <火影、鹿、鹿父:海、鳴>
第2章 旅は道連れ、世は情け <鹿、猪、蝶:火影、海、鳴>
第3章 家族会議 <奈良・山中・秋道一家>
第4章 逃れられない運命 <鹿、鹿父、火影:海、鳴>
第4.5章 仲間 <猪、鹿、蝶>
火影とナルトの計略
シカナルの未来編。ナルト→シカマルで、ナルト総受け方向。火影死んでません。頑張っています。
8班は二人の幸せを見守る方向に…しかし7班と10班ではなにやら不穏な雰囲気が…
もちろんサスケとカカシ共に婚約に反対派です。二人を好きな人にとっては描写に不快な部分があるかもしれませんのでご注意ください。
其の一.縁談が多数、火影のもとに来る
其の二.火影とナルトとシカマルと
短編 設定
なんとなく、気になって。 <アカデミー~中忍試験>
お題のを書いている途中で横道にそれたのものです。強いのか強くないのか分からないシカマルとナルトの話?なのかな。二人の絡みがあまり無いけど
興味 <中忍試験> +オマケ
コテツ視点。短文。ナルト出てきません。幕間みたいな話です。
誰を出そうかなぁ、と思ってコテツになりました。
眠気眼のその奥で。 <あまり関係ないけど、下忍時代>
シカスレナル?←カカシ+シカク
バレネタ…というかバラテタ、みたいな。あまりナルトのスレ感が出ていないかもしれません。カカシの扱いが余りよくありませんので、ご注意をお願いします。
<仮> 1 シカ+ハナ?+α(今のところ、です)次の日の解部にて。
2 ナル←カカシ(カカシ視点)次の日の任務中の会話。
後悔、先にたたず。-2 <近い将来の話>
シカマルメインのお話です。2とありますが、内容はおまけのようなものでかなり短いです。ご意見番になるように言われ…めんどくせぇ。って感じでシカマルは少々人生に諦めを感じています。なんか、上手く説明できないなぁ。とにかく皆に騒がれて、嫌だなぁと思っているシカマルがいます。
後悔の、その先に。 <シカマル+綱手+サクラ>
ナルトあまり出てきません。ってか、最後の数行しか出てないですそれにシカサク風味かも。なんかシカナルかいてるつもりなのに二人の絡みが全くないですよね。精進イタシマス。この続きはまだ考えてないですけど、書きたいと思ってます。
期待 <シカマル+コテツ>
「後悔、先に立たず」よりも少し以前の話。全くの健全話です。コテツ視点で。文章は短いです。
<お題から>
いつも題を考えるのには、頭を悩ませていました。そこですばらしいお題サイトの方々の言葉を借りて、稚拙な文章ですが新しいものを作っていきたいと思っています。目標はもちろんお借りしたお題を全てクリア
することです
片想い中の 20 のお題 (5/20)
シカマル好きさんに25のお題 (1/25)
→お題項目からお願いします。
今日、闇よ~を少し読み直して、激しく反省
誤字脱字、文法の間違いの多いことといったら…(>△<)
皆どうやって小説書くんだろう、表現が思いつかない…
難しいなぁ。
いろいろ直したけど、また読んだら間違い見つけそうで読めないよ
銀土?←山+沖…みたいな感じです。
切な系を目指しましたあえなく挫折…
紅く染まる、その一瞬に
やっと自分の命を懸けることのできる人ができたから。
ただ傍にいさせてください、それだけで。
俺は幸せを感じることができるんだ。
だから、どうか。
俺は一番でなくてもいい。
あなたの視線の端にも映らなくていいから。
あなたの役に立つことが、俺の生きている証。
町が、人が、紅く染まる。
そんな秋の夕暮れ時。
昔から逢魔が刻と言われるように、その夕暮れ時はひどく人を惑わす。
誰が言ったのだろうか、確かに目の前に赤く染まった空はとても美しくて、不安にさせられる。昔の人はよくいったものだ。
町の巡回中、俺はそれを見た。
新撰組副長と万事屋銀時のラブシーン。
目に入った瞬間、体中から溢れ出しそうになった殺気を必死で抑える。
体の中をぐるぐるとどす黒いものが渦巻まくを感じながら。
あぁ、あの人は選んだのだ。自分ではない人を。
それは俺にとって死刑宣告のようなものだけど、俺のあり方が変わるわけで無く。
あの人から離れることなんてできないのだ。
俺の気持ちなんて知らないあの人の前で、俺はこれからもへらへらと笑うのであろう。
だってあの人が俺を必要としてなくても、俺にはあの人のそばにいることが絶対だから。
「山崎じゃねえかぃ。こんなところで立ち止まって何してんですかぃ。」
後ろから方に腕を回され、はっと意識が戻った。
あれからどれくらい時間がたっただろう。
背後から抱きついてきたのはたぶん、沖田さん。
全く気づかなかったなんて、監察である俺にとって笑い話では済まされないことだけど。
この人は図太そうに見えて、意外に鋭い人だから。
気を引き締めて応対しないと、心の動揺が悟られてしまうかもしれない。
「あ、沖田さんですか?何でもないですよ…ただ、あまりに夕日がきれいだったから。」
夕暮れの日を浴びながら、紅く染まった空を見つめた。
泣き出しそうな自分を叱咤しながら。
紅い空を眺めていると、先ほどの情景が何度も目に浮かぶ。
一瞬の出来事だったけど、記憶するには十分な衝撃で。
空を眺める山崎を沖田はじっと見つめていた。
沖田は無表情か何かをたくらんでいるかのような笑いしかしないから。
何を考えているのかを察することはとても難しい。
それでも今日の沖田の顔にはかすかだが、不安に思っているような感じがした。
「そうですかぃ。でももう遅くなりやした。帰りやしょう。」
沖田はそういいながら、山崎の手をとり屯所へ歩き出した。
ズンズンズンと。
あ、といきなり引っ張られ、ボーとしていた山崎は驚いたようだ。
沖田に引きずられるような形になり、思わず駆け足になる。
沖田は何かを振り切るように、山崎に見向きをすることなく屯序に急ぐ。
「ちょ、ちょっと沖田さん。待ってくださいよ。」
ぐぃ、と沖田の肩をつかむが、止まることは無い。
この突進力は万事屋にいる女の子みたいだ。
沖田さんとしょっちゅう喧嘩ばっかりしてるけど、案外似たもの同士かもしれない。
「なんでぃ。」
返事はしてくれたが、沖田の前進は止まらない。
「何って、足速すぎますよー。ちょっとは俺のこと気にしてください。」
ぴたっと止まり沖田は俺のほうに体を向けた。
手はつないだままだけど。
とても真剣な目で、見据えられて。
普段の沖田さんより男前に見え、あぁもう大人になったんだな、と少し親のような気持ちになっていた。
「ザキィ~俺はあんたが幸せにしてやしたら、何も言わずにおこうと思っておりやした。デモね、そんな泣きそうな目で無理に笑う姿なんて見たくありやせん。」
「そ、そんなことないですよ!俺は新撰組に入れるだけで幸せですから。」
沖田に言われ、内心ドキッとしていた。
胸のうちを言い当てられた気がして、自分では考えまいとしていたけど、そんなに泣きそうだったのかなぁ。
でも同時に嬉しさも感じていた。
傍若無人といわれる沖田が自分の心配をしてくれているのだ。
さっきまで下降していた気分が少しだけ上昇していく。
「ありがとうございます。ちょっと元気が出来てました。」
「そうですかぃ。そりゃようござんした。」
沖田は優しく微笑む。
その笑顔は今の俺には優しすぎて、辛すぎて。
気を抜けば、涙がとめどなく溢れてしまいそう。
それでもここで泣くわけにはいかない。
いくら俺にだってプライドがある。
「お礼に隊長に俺特製のおやつを作って差し上げますね。」
「本当ですかぃ。ザキのおやつは絶品ですからねぃ。帰るのが楽しみでさぁ。」
二人でふふ、と笑いながら、帰途に着く。
それぞれの思いのうちは様々だけど、全てわかりあえるはずはなく。
また山崎の見た光景が真実だったのか、それもわからない。
ただ、沖田がいて、山崎を励ましてくれたということ。
それだけが真実。
「ザキの作ったものは本当においしいねぇ。」
「ふふ。ありがとうございます。」
隊長は俺の作ったクッキーをおいしそうに食べていた。
無表情の他は何かをたくらんでいるような笑い顔しかしない隊長が非常に喜んでいるようなので、とても嬉しいと思った。
「もっと食べてくださいね。」
「まかせてくだせぇ。俺一人で食いやさぁ。」
若干、銀土らしき表現があるかもしれませんので、無理!という人はお気をつけください
銀時を嫌いではないのですが、この先の展開でどうなるかわかりません。
ですので銀時好きの人にご気分を悪くされましたら申し訳なく思いますが、ご了承ください。
それでは駄文ではございますがお楽しみいただければと思っております